高血圧は高齢者になると発症しやすい病気としてとらえられがちな面があります。確かに加齢とともに血管も劣化が進んできてしまうため、その影響を受けて血管が細くなってしまって血圧が上昇してしまうということはよく見られるものです。しかし、高血圧の原因はそれだけではなく生活習慣による影響を受けやすいことが知られています。大きな精神的ストレスを受けることが多い近年の社会や欧米化した食生活で育ってきたことを受けて、若い世代においても高血圧を発症するケースが増えてきています。若年性高血圧と呼ばれる30歳未満程度までの若い世代での高血圧ではホルモンバランスの乱れを伴って比較的急速に症状が悪化していくことが特徴となっています。そのため、若年性高血圧は早期発見、早期治療が重要となります。
若年性高血圧の治療において重要視される点には2つあり、1つが降圧剤による血圧管理です。ノルバスクはその際に用いられる降圧剤の代表的なものです。ノルバスクはカルシウム拮抗薬として知られる降圧剤の一種であり、ジェネリック医薬品も開発されてきています。特徴としてただ若い世代に使用できるというだけでなく、小児に対しても適応があるということであり、小児の時期から発症してしまった高血圧の治療にノルバスクを用いることができます。各医療施設においても使用実績が多いことからノルバスクは好んで血圧管理に用いられる傾向があります。
一方、若年性高血圧では生活習慣の改善による治療も並行して試みられますが、その際に重要視されるのが社会的ストレスの軽減です。特に若い世代では食生活の乱れよりも社会的ストレスによる影響を受けていることが多く、カウンセリングなどによる治療が試みられます。